ペットの医療は進歩したと言っても、エキゾチックペット治療の選択肢は決して多くはなく、治療さえできないことも多々あります。そんなとき、飼い主としてしてやれるのは、残された時間をいかに過ごさせてやれるか(Quality of Life)を考えることくらいです。たとえ余命わずかであっても、少しでも楽に幸せに過ごさせてやりたい。そんな経験の中から出会ったサポートグッズです。
健康食品は薬ではありませんので劇的な効果を期待するのは間違いです。しかし、少しでも苦痛が減るならばそれで良い、くらいの気持ちで使ってください。動物によっては与えてはいけない食品がありますので、成分を充分確認してからご利用ください。また、健康食品とは言っても薬との相性が悪い場合もあり得ますので、利用に関しては獣医さんに相談・報告をされることをお勧めします。
酸素吸入器・酸素濃縮器レンタル
酸素は、呼吸困難に陥った動物には命をつなぐ大事なものです。酸素吸入器は酸素ボンベを買い取り、本体をレンタルして使います。ボンベの運搬などは業者でやってくれます。酸素濃縮器は空気中の酸素を濃縮して送り出すものです。ボンベの扱いがない分気軽ですが、酸素の流量に限りがあることや停電時には止まることを考えなければいけません。
都市部ならペット用の酸素吸入器レンタルを広告している会社もありますが、まずはかかっている動物病院で相談してみてください。そこに入っている業者なら病院からの紹介ということでレンタルできる可能性が高いからです。濃縮酸素は危険物であり、酸素吸入は医療行為でありますから、使用には獣医師の指導が必要です。
- nyaonyaoの旅ノート
- 「ペット在宅酸素吸入」にnyaonyaoさんの飼われていた猫のために使っていたものの詳しい情報があります。
- スナネズミとわたし
- 小さなペットにはお手製の酸素ドームと市販の酸素缶でも充分役立ちます。「すならいふ」にはその作り方が紹介されていますし、過去の日記の中には役に立つ健康食品などの情報が満載です。管理人のしずみんさんは創意工夫の人。私も随分お世話になりました。
バッチフラワーレメディ
病気になった動物達は時として、異常な興奮状態に陥ることがあります。物言えぬ彼らが暴れるのにはきっと訳があります。その行動がさらに病状を悪化させると分かっていても、私たちにはどうしてやることもできません。飼い主が絶望感や焦燥感に叩きのめされることもあるでしょう。そんなときに、心のサポートをしてくれるこの「花療法」は非常にありがたい存在です。
心を穏やかにして前向きな姿勢を作ることで、体の持つ自然治癒力を高めようという考え方の元に作られたものです。 原材料は花のエキスと防腐剤代わりのワインビネガー。原液だと少々酢の匂いがします。原産国は英国で、通常はワインビネガーでなくブランデーを使っているそうですが、日本向けの商品だけは酒税法の問題からこうなったようです。匂いはしばらくすれば消えますし希釈すれば匂いませんが、ブランデー入りの方が良いという方は個人輸入しかないようです。
我が家のハムスターも飼い主自身も、このおかげで非常に落ち着くことができました。飲ませることができなくても、希釈して上からスプレーするだけでも違います。
- 株式会社プルナマインターナショナル
- 正規輸入総代理店です。「ペットモニターレポート」の中に、ペットの症状によって何を選べばいいかも掲載されていますので、ご参考に。
ホメオパシー
自然界にある物を利用して自身の持つ自然治癒力を高める自然療法で、欧州では保険診療も認められています。
投与量が少なく、しかも甘くて美味しいので、小さな動物でも喜んで摂ってくれます。レメディ(薬剤)選択には少々コツと知識が必要ですが、症状に合った選択が出来ればドンピシャで効きます。副作用がないので飲み間違えても問題ありません。怪我をしたときにも強い見方になってくれます。病院で「もう打つ手がない」と言われたときには是非お試しを。
日本ホメオパシー振興会には、特集に病院で見放された犬の遺伝的疾患に処方した例が記載されています。しんでん 森の動物病院を中心としてペットへの取り組みも始まっています。
私のサイトにも情報がありますので、ここは恵方 [SIDE:B] をご覧ください。
アガリクス
言わずと知れた有名なキノコです。動物病院で処方されることも多くなりました。免疫力を向上させるために利用します。
免疫ミルク
体力が落ちたり病気で免疫力が落ち、感染症にかかりやすくなった人のために開発されたものです。人間がかかりやすい26種類の細菌に対するワクチンを乳牛に接種し、体内で抗体(免疫)を作らせてから搾乳し、その乳に含まれる抗体成分を分離精製したものです。精製度によって商品名が違います。
抗生剤も効かないような時に、せめてもの助けになればと考え、アガリクスと共に与えました。
すいか糖
すいかの汁をこして煮詰めたもので、利尿作用があります。種にはもっと高い利尿作用があるとのことで、種も一緒に煮出すと良いようです。市販品もあります。
利尿剤を使っていない健康なハムスターに1回2滴で1日2回与えたところ、尿量が確かに増えました。ただし、甘みが強いので食餌(糖分)制限の必要な動物に与えるなら獣医さんと相談してください。
ルンブルキナーゼ
西欧に棲息するミミズの体内に含まれる酵素で、血栓を溶かす効果が確認されていて、韓国では医薬品として認可されているそうです。含まれる原料によって商品名が違い、私が利用したのは「ルンルンキナン」という一番シンプルなものです。私が調べた限りでは、人間、犬、ラットで血栓溶解効果の実験が行われていました。